ウェブサイトが無くてもお客や仕事が来るのは、ごく一部

なんだかんだ、みなさん企業・店舗のウェブサイトを見ています

  • ウェブサイト(ホームページ)の強化をしたって、どうせ誰も見てくれない。
  • うちはBtoBだから営業や商談が命!インターネットは信頼できない。
  • SNSの方が運営しやすい。

ウェブサイト運営に消極的な企業はこうしたお考えの方もいらっしゃるでしょう。
中には「テレビに出ているあの人気店はSNSだけで繁盛している!」と他社や他店の成功事例を鵜呑みにして自社でも取り入れようとする方もいらっしゃるでしょう。
私が他社様の経営方針に口出しすることはできませんが、もし集客やブランディングあるいは売上(利益)に伸び悩んでいるなど課題をお感じなら、ウェブサイトの強化(情報発信)は十分に成果を上げる可能性を秘めた選択肢といえます。

目次

ウェブサイト無しで成功するのはごく一部

昨今、確かにSNSの普及と多様化で、ウェブサイトが無くても集客や広告宣伝、ブランディングに成功している事例もあります。
しかし、それはごく一部の再現性が低い成功事例と割り切るべきです。

クチコミや紹介、SNSでのバズり連鎖

BtoBの企業であれ、BtoCの店舗であれ、ウェブサイトそのものを一切用意していない、ほぼコンテンツがないに等しい、お問い合わせフォームや連絡先がない、といった状態で成功している事例はあります。
では、こうした事例はどうやって好循環を生んでいるでしょうか?
複数の要因があるとは考えられますが、答えの一つに「クチコミ・紹介」があるのは間違い無いでしょう。
BtoBなら取引先の紹介で案件を受注し、またその紹介で、ということはあり得ます。
BtoCならSNSでの口コミ(UGC)や友人同士での紹介など、やはり「人づて」に人気が上昇し、ある時SNSでバズりでもすれば、ウェブサイトがなくてもお客さんは来るでしょう。

強みや明確な差別化ができている

こうした成功事例とて、最初から口コミや紹介で成り立っていたわけではないでしょう。
BtoBならサービスや技術、BtoCなら商品力や価格など、何かしら他社や他店と明確に差別化できる強みや特徴があるのではないでしょうか。
つまり、自社で一生懸命情報発信をしなくても、確かなサービスや商品を提供することで顧客が満足し、勝手に宣伝・集客してくれる、という好循環ができていると考えられます。
こうした会社やお店が、改めてウェブサイトを見直し、注力する必要はないかもしれません。
今まで通り、むしろそれ以上の企画や技術、商品の提供に注力すれば問題ないでしょう。

強烈な強みや差別化が難しいからこそ情報発信すべき

私とて経営者として事業者として全く偉そうなことは言えませんが、他社を圧倒できる強烈な強みや差別化ができない限り、あらゆる手段を用いて情報発信、マーケティング、集客に取り組むしかありません。
その選択肢としてウェブサイトは重要な役割を果たします。

なんだかんだ、みんなウェブサイトをみている

確かにオンラインでの情報収集やアクション(問い合わせや電話、ECでの購入など)は多様化しました。
とはいえ、ウェブサイトを全くみないか、と言われればそんなことはありません。
もちろん商材(業種)や利用者の年齢層によって傾向の違いはでますが、私はこう考えています。

今まで以上にウェブサイトを見る時間が減った

従来、企業でも店舗でも情報収集するにはウェブサイト(厳密には自社運営の公式サイト)が当たり前でした。
それがSNSをはじめ、Googleマップ、食べログ、Amazon、ホットペッパーなど「選択肢」がものすごく増えたのです。
結果としてウェブサイトの接触時間は減りました。業種や目的によっては一切触れない、という行動パターンもあるでしょう。
とはいえ、他に取られて「減った」だけであり、「無くなる=いらない」ということはありません。

自社商品・サービスの特徴と相性で考える

重要なのはウェブサイトあるいはSNSとの相性です。
SNSと相性がいい商材と年齢層ならSNSに振り切ってもいいでしょう。
しかしSNSといっても多種多様。Instagramは相性がいいけどTwitterは合わない、というケースもあります。
SNSに振り切るなら、それだけの覚悟をもち、徹底的に相性のいいSNSを磨き上げるのもアリです。
とはいえ、そうはいかないケースもあるでしょう。
私としては、あくまでもウェブサイト(あるいはブランドサイトやサービスサイトでもいい)を軸として、その周りにSNSや外部のプラットフォームがあるべきだと考えています。
もちろん一気に全てを進めるのは難しいので優先順位をつける必要はありますが、根本的なオンライン戦略設計図の中心はウェブサイトであるべきです。

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この記事を書いた人

呉 達人のアバター 呉 達人 合同会社FRONTIER TRADE代表

1989年東京生まれ
慶應義塾高等学校~慶應義塾大学商学部卒業
高校・大学在学中の7年間を通じて体育会馬術部に所属。高校3年、大学4年時は主将を経験。

大学卒業後はIT関連企業にてWEBサイト制作・システム構築の進行管理(プロジェクトマネージャー)などWEBディレクターとして従事。

2016年6月にFRONTIER TRADEを創業。
2017年10月に合同会社FRONTIER TRADEを設立、代表に就任。
2020年よりカナダ発・世界最大級のECカートシステムShopify(ショッピファイ)を活用したECサイト構築・運営支援事業を稼働。
2021年2月より長野県佐久市に移住。
2022年11月より地域密着型ホームページ制作・運営代行サービス『サクッとホームページ』の提供開始。

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