ホームページに求めるものは顧客からのアクション
ホームページ運営において、よく話題になりやすいのがアクセス数です。
アクセス数は主に訪問者の人数を示す「セッション数」や「ユーザー数」や、訪問者が何ページサイト内を閲覧したのかを示す「ページビュー数」のどれかで語られることが多い傾向にあります。
例えばメディア関連のサイトであれば「月間10万ページビュー数あります!」といった形でサイトの規模や優位性をアピールします。
もちろん、ホームページに求める役割によって重要視すべき指標も変わりますが、一概にアクセス数だけが全てではない、という話をします。
ホームページの種類で役割が異なる
運営するホームページがどんな種類で、どんな役割を担っているのか。
それによって重視して目標にすべき指標は異なります。
メディア関連はアクセス数
最新の情報などを多く扱う、いわゆる「メディア関連サイト」であれば訪問者に求めるアクションは「より多くの記事を読んでもらう」ことなので、アクセス数が重要な指標になります。
その中でも例えば企業から依頼を受けて情報を掲載するケースの場合、よりアクセス数が多い方が依頼する企業にとっても魅力的なので、とにかくアクセス数を伸ばすことが重要な指標となります。
BtoBなら問い合わせ数
一方、例えばBtoBの事業を展開する会社のホームページ(コーポレートサイト)の場合、求めるのは顧客となる可能性があり、いわゆる「見込み顧客」からの問い合わせを受けることです。
そのため、問い合わせフォーム問い合わせを受けた数や、ホームページの電話番号から電話を受けた数、そしてホームページ経由の問い合わせから実際の受注に至る数が重要な指標となります。
たとえアクセス数が月に100件しかなくても、コンスタントに問い合わせがあり、仕事につながっていればホームページの役割を果たしていると考えられます。
(実際にどのくらいの割合を目指すか、その辺りまで本来は落とし込む必要はあります)
逆に月10,000件のアクセスがあっても、問い合わせが少なく、仕事にもつながっていないようであれば何らかの改善が必要です。
ECサイトなら売上
決済機能をもったウェブサイトがECサイト(通販サイト)です。
ECサイトの場合、重要な指標は売上です。
ある程度のアクセス数は必要ですが、必ずしもそうとは限りません。
先ほどの問い合わせ数の事例と同じで、アクセス数が多くても売上につながっていないのであれば効率が悪いため、何らかの改善が必要です。
逆に、ほとんど集客活動はしていないのに口コミなどで広がり、お客様が自ら訪問して購入してくれる状態は理想的です。
確かにアクセス数は母数となるので、一定のアクセス数がなければ売上にもつながらない、という考え方も正解です。だからといって闇雲にアクセス数を増やすだけでも意味がありません。
特に集客強化のため広告代理店に依頼する場合、この辺りを明確にしないと危険です。
アクセス数が目的になってしまうと、ただ認知拡大広告を配信して「数字上は」アクセス数が上がったように見えて成果も出たように見えますが、売上になっていないならムダ金です。
目的を明確にすれば焦りはなくなる
アクセス数が少ないことは必ずしも課題とは言えません。
目的を達成するための通過点としてアクセス数も「1つの指標」にはなりえますが、それが全てではないのです。
予めホームページの役割を理解して、目的を明確にしておけば焦る必要はなくなります。
たとえアクセス数が少なかったとしても、例えばSNSで毎日投稿する、という目標をたて、それを達成しているのであれば問題ありません。
具体的な施策は予め戦略的に設計しておく必要はありますが、逆にそれさえあれば(定期的なメンテナンスは必要ですが)アクセス数で一喜一憂することもなくなります。
「ホームページ=アクセス数が重要」となりがちですが、決してそうではありません。
また、もしそういったことでお悩みでしたら、ぜひご相談ください。
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